住宅をリフォームして土間を作る際の注意点は? 住宅をリフォームして土間を作る際の注意点は?

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住宅をリフォームして土間を作る際の注意点は?

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小さな家やマンションの場合、
傘を立てたり、

靴を並べたりするだけで
玄関が狭くなりがちですよね。

広さを求めて、最近は玄関部分を
土間にするのが人気です。

収納だけでなく、
趣味の場としても活用できます。

そこで今回は、住宅をリフォームして
土間を作る際に注意点について
お伝えしてまいります。

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住宅をリフォームして土間を作る際の注意点は?

土間は屋内にあり、床板を張らずに
土足で活動できるスペースのことです。

昔の日本家屋では、
農具の手入れや炊事場として

もうけられていましたが、
家屋が小型化する中で
姿を消していきました。

しかし、近年は土間を
もうける人が増えています。

土間は収納はもちろん、
趣味の場にするなど活用の幅が広く、

ここ数年で便利さが知られ、
改修の際に取り入れる人が多くなりました。

家屋全体のリフォーム時などに
作るケースが多いですが、
土間だけをもうけることも可能です。

玄関脇の部屋の一部を土間にする工事は、
2週間程度の工事期間が必要で、
費用は安い場合で50万円程度です。

リフォームに限らず、
新築住宅でも導入されていて、

大和ハウス工業では、
戸建て住宅でスポーツをしている

子供やアウトドアが趣味の家庭に向けて、
「アクティブ土間」を提案しています。

玄関脇に土間直結の入り口を設け、
深めのシンクも設置し、
土間で汚れ物を洗うこともできる。

また、物干しを設置することで、
洗濯物も干せます。

こうした設備を含み、
設置費用は約85万円です。

趣味だけではなく、スーツケースや
防災用具の置き場として利用している人もいます。

限られたスペースで、
多彩な用途を兼ねることができるため、
一般的な選択肢になってきているようです。

同社では新築マンションでも
土間スペースを導入しており、

ベビーカー置き場に悩むファミリー層や、
車いすなどを利用するシニア層から
好評だということです。

土間を導入する際の
注意点としては、床材をはがして
コンクリートを打つことになるので、

しっかりと断熱をしないと
寒さを感じる場合があります。

そのため、どのように利用したいのかを考えて、
工務店などに相談するようにしてください。

●リフォームして土間を作る際の注意点
・汚れ対策
土間は土足で移動できるため、
土や砂が溜まりやすいので汚れ対策が必要です。

土や砂ができるだけ土間に入らないように
玄関前にマットを置いたり、

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靴の汚れをできるだけ落としてから
中に入ったりするようにしましょう。

また、土間用の素材を選ぶ際にも、
汚れが目立ちにくいものを選ぶとよいでしょう。

・湿気対策
土間は湿気がたまりやすく
寒気の影響を受けやすいため、
結露やカビへの対策が必要です。

換気の良い場所に土間を設ける、
あるいは珪藻土や漆喰など
調湿機能のある素材を使うのも効果的です。

・断熱対策
土間は冬場は底冷えしやすいので、
断熱対策が必要です。
床下に断熱材を敷いたり、
床暖房を導入したりするとよいでしょう。

・素材選び
土間用の素材には、コンクリート、タイル、
フローリングなどさまざまな種類があります。
用途や好みに合わせて素材を選ぶとよいでしょう。

・費用
土間を作るのにかかる費用は、
面積や素材によって大きく異なります。
1m2あたり8,600円〜11,400円程度
(坪あたり28,380円〜37,620円程度)が相場です。

具体的な注意点

・土間を作る場所
土間を作る場所は、玄関やリビング、
キッチンなどさまざまな場所が考えられます。

用途や家族構成に合わせて、
適切な場所を選びましょう。

・土間の広さ
土間の広さは、用途に合わせて決めましょう。
収納や作業スペースとして使う場合は、
ある程度の広さが必要になります。

・土間の高さ
土間の高さは、床と同じ高さにするのが一般的です。
ただし、収納スペースとして使う場合は、
床より低めにすると使いやすくなります。

・土間の床材
土間の床材は、耐久性や汚れにくさ、
滑りにくさなどを確認して選びましょう。

・土間の照明
土間は暗くなりがちなので、
照明をしっかりと設置しましょう。

住宅をリフォームして土間を作る際には、
これらの注意点を踏まえて
計画を立てることが大切です。

まとめ

いかがだったでしょうか?

マンションでもリフォームで
土間を作ることはできますが、

玄関近くにある配管や建物自体の柱などは
変更することができません。

そのため、戸建て住宅よりも
制限を受ける可能性がありますので、

事前によく確認してくださいね。

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