フレイル予防のための歯ぐきの手入れは? フレイル予防のための歯ぐきの手入れは?

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フレイル予防のための歯ぐきの手入れは?

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歯を失う主な要因で、
かむ力など口の機能が衰えるのが
「歯周病」です。

歯と歯ぐきのすき間に原因菌が
入り込んで炎症を引き起こし、
歯を支える骨を溶かすこともあります。

フレイル予防のための歯ぐきの
手入れについてお伝えしてまいります。

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フレイル予防のための歯ぐきの手入れは?

加齢やストレスなどで
歯ぐきの力が衰えると、

すき間が広がり、
原因菌の侵入に抵抗しにくくなります。

最近の研究では、
歯周病が糖尿病を悪化させたり、

認知症のリスクを高めたりするなど、
全身に影響することも分かってきました。

歯を失ってかむ力が衰えると、
食事からしっかりと栄養をとれなくなって
全身のフレイルにつながる恐れもあります。

歯周病の前段階にあたる
軽度の歯肉炎なら、
適切なセルフケアで元の状態に戻ります。

歯磨きの際に歯ぐきを
マッサージすれば、血流が良くなり、
必要な栄養や酸素が歯ぐきに届きます。

それによって原因菌に
抵抗する力が強まります。

マッサージには、
柔らかい毛の歯ブラシが有効です。

歯ぐきへのダメージを抑えるため、
研磨剤の入っていない
歯磨き剤がおすすめです。

歯と歯ぐきの境目に歯ブラシをあて、
10~15秒、小刻みに横に動かす。

歯ブラシをあてる位置は
口の奥から前に少しずつ移動させます。

全体を終えたら、次は歯ぐきの根元です。

弧を描くようにくるくると
動かして仕上げます。

歯ブラシがなければ人さし指でもよく、
力を入れすぎたり、

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同じ箇所をやり続けたりすると、
かえって歯ぐきを痛めてしまいます。

歯周病の患者は、
年齢が上がるにつれて増え、

厚生労働省の2016年の調査によると、
患者の割合は30歳代では65%。

花王が2021年にまとめた調査では、
歯周病を自覚していたのは

30歳代で19%にとどまり、
自覚のないまま進行する様子がうかがえます。

●歯ぐきのマッサージのやり方
1.歯と歯ぐきの境目を小刻みに動かす
2.歯ぐきの根本からくるくると個を描くように動かす

・柔らかい歯ブラシか人差し指で行い、
 力を入れすぎない
・1ヶ所あたり10~15秒程度が目安
・口の奥から前に進めるとやり残しがない

まとめ

いかがだったでしょうか?

30歳代から歯ぐきの
ケアをするのがお勧めですが、

高齢期でも今から習慣にするとよいでしょう。

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