ジャガイモを培養土袋で栽培するには? ジャガイモを培養土袋で栽培するには?

園芸

ジャガイモを培養土袋で栽培するには? 

スポンサードリンク

春の訪れが目の前まで
迫っていますが、

この時期に植え付けて
梅雨前に収穫できる作物がジャガイモです。

小さな種芋からたくさん実がなる点が魅力で、
畑がなくても栽培できます。

そこだ今回は、ジャガイモを
培養土袋で栽培する方法について
お伝えしてまいります。

スポンサードリンク

ジャガイモを培養土袋で栽培するには?

ジャガイモの原産地は、
冷涼で乾燥した気候の南米・アンデス高地で、

日本では、気候が似ている
北海道が一大生産地です。

そのため、梅雨前の5月末から
6月初めに収穫することが必須です。

今回はプランター代わりに、
市販の培養土の袋を使い、
その中に植え付けます。

ジャガイモは日光や室内灯などの
光に当たると緑に変色し、
ソラニンなどの毒素が発生します。

袋が半透明や透明な場合は、
黒いポリ袋や濃い色のエコバッグを
外側から重ねて遮光してください。

種芋は必ず園芸店で購入します。

病気になりにくい処理がされています。

食用のイモはウイルスに感染しやすいので
使わないでください。

購入後、ざるなどに置いて
室内の窓辺などで日光に当てる

「浴光 育芽」という作業をすると、
芽が強く、生育もよくなります。

大きく育てて収量を増やすための
「芽かき」と「増し土」の作業が途中で必要です。

水やりは発芽まで不要。

水の量が多いと収量が減ります。

食中毒を防ぐために守ってほしいことがあります。

収穫後の天日干しは毒素が発生するので厳禁です。

直径が500円玉より小さいイモも、
毒素を多く含んでいるので絶対に食べてはいけません。

風通しの良い冷暗所で、
新聞紙にくるむなどして
皮を傷つけないようにして保存しましょう。

掘り出した直後が格段に
美味しいのがジャガイモ。

薄切りにしてレンジで加熱すれば
簡単ポテトチップスの出来上がりです。

もちろん蒸したりポテトサラダにしたりといった
食べ方もいいですね。

●培養土袋で栽培するジャガイモ
【土の扱い】
野菜用培養土を用意し、
袋の上部を切り開く。

スポンサードリンク

袋を置いた状態で底から
1cmの高さに水抜き穴を、

6cmの高さに空気穴を
5~6cm間隔で1周分開ける。

最初に土の半量を袋から出し、
残りの半量に植え付ける。

袋の縁は折り返して使う。
取り出した土は取っておき、
後日、増し土に使う。

【植え付け】
種芋は1個40グラム前後が目安。
Sサイズはそのまま、
M~Lサイズは芽の数が等分になるように切り、
切り口をよく乾かす。

切り口を下にして、
15~20cm間隔で5センチの深さに植える。
25ℓの培養土袋に2株が目安。

【水やり】
発芽したら水をやる。その後は土が
乾燥して葉がしおれかけたらたっぷりと。

葉が増えてきたら回数を増やすが、
やり過ぎないよう注意。

水はけを良くするため、
水抜き穴が詰まっているようなら
穴を開け直すなどする。

【芽かき】
15cmほどに伸びたら1株につき太い芽を
2本残して他の芽を茎元から切る。

【増し土】
2回行う。土を足す時には袋の縁を伸ばして、
深い入れ物にする。

1回目は芽かきのタイミングで、
取っておいた土の半量を足す。

2回目は花芽がついたら、残りの土を足す。

【収穫】
葉が枯れ始めたら収穫の目安。

土が湿っているとイモが傷みやすいので、
数日前から水やりはやめる。
晴れて乾燥した日を選ぶ。

まとめ

いかがだったでしょうか?

近年の品種改良で、
黄色や紫など色が多彩で、
食感も様々なジャガイモが登場しています。

好みの品種を探してみてくださいね。

関連記事:そら豆と玉ねぎの栽培方法は?
     大根とキャベツの栽培方法は?



スポンサードリンク

-園芸
-