そら豆と玉ねぎの栽培方法は? そら豆と玉ねぎの栽培方法は?

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そら豆と玉ねぎの栽培方法は?

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晩秋に植え付けする野菜の代表の
そら豆とタマネの栽培期間は長めで
翌年4月以降に収穫を迎えます。

どちらも、ぷっくりした姿に
出会えるので収穫も楽しみになります。

そこで今回は、そら豆と玉ねぎの
栽培方法についてお伝えしてまいります。

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そら豆と玉ねぎの栽培方法は?

そら豆と玉ねぎの共通の特徴は
降雨や湿気が少ない、

比較的冷涼な気候を好む点で、
暑さは苦手です。

アブラムシなどの
害虫がつきやすい弱点もあり、

対策は必須。春には生育を促すため、
頻繁な水やりが必要です。

天を向いて実り、豆が大きくなって
さやが垂れるそら豆は

15cmほどのさやに
3粒入っているのが一般的です。

近年はさやが20~30cmほどで細長く、
生食もできるイタリア原産の

ファーベという品種も出回っていますので、
お好みで選んでください。

収量を増やすには、
茎の先端を切り落として成長を止める
「摘心」が有効です。

中央の太い茎を切ると、
側枝(脇芽)に養分が流れ、
側枝の成長を促せます。

側枝は太いものを7、8本残し、
リング状の支柱を立てます。

害虫対策は園芸店で販売している
銀色の防虫テープで行なえます。

収穫時期の見極めも重要で
さやの背中側の筋が黒く太く、
はっきり見えてきたら適期です。

鮮度が落ちやすいので
すぐに収穫しましょう。

寒冷地のそら豆は春に植え付け、
6月以降が収穫期です。

玉ねぎは黄、赤、
白と色が多彩で

料理でよく用いる、
皮がオレンジ色のものは黄玉ねぎです。

生食には赤や白が向いており、
白は新玉ねぎとして
新年早々から市場に出回ります。

手はかかりませんが、
植え付け後には、

アルミホイルを丸めてから広げたもので
表土を覆う「マルチング」をします。

乱反射した日光を嫌って
アブラムシが寄りつきませんし、
土の乾燥防止にもなります。

成長すると土の上に
丸々とした姿が現れます。

雨は苦手なので梅雨前に収穫し、
風通しの良い場所で陰干しをして
保存性を高めましょう。

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黄玉ねぎは表皮が
オレンジや茶色に変わったら食べ頃です。

そら豆の栽培

【植え付け】
直径、深さ各30cmのプランターに苗を1株。
本葉2、3枚の状態で元気の良い株を選ぶ。

摘心と整枝】
中央の太い茎が15cmほどに伸びたら
株元から約5cm上で切る。

その後、側枝(脇芽)が複数伸びたら太いものを
7、8本選んで他の枝は株元から切り、

リング支柱を立てる。側枝1本につきさやが
5、6本ついたら枝の先端を切る。

【害虫対策】
支柱の上部に銀色の防虫テープを
適当な長さに切って束ねたものを留める。

【水やりと追肥】
冬は控えめに、プランターが
軽くなっていたら水をやる。

花芽がついたら毎日たっぷりと。
追肥は花が咲いたら2週間に1回。

玉ねぎの栽培

【植え付け】
直径35cm、深さ20cmのプランターに苗を10本。
深さ7cm程度の植え穴を10cm間隔で開ける。
苗は根元の太さ6~7mmでまっすぐなものを選び、
葉鞘(ようしょう、苗の白い部分)の
一部が地表に出るように植える。

【害虫対策】
アルミホイルを丸めて広げ、土の上に敷く。
割り箸で水抜きの穴を10か所開け、
飛ばないようUピンなどで留める。

【水やりと追肥】
冬場はプランターが軽くなっていたら、
4月以降はこまめに、
アルミホイルの上から水をやる。

追肥は年内は不要で、
1月中~下旬、
2月中~下旬、
3月の計3回。

まとめ

そら豆と玉ねぎは、
栄養価も高く、

家庭菜園で育てるのに
おすすめの野菜です。

ぜひ、チャレンジしてみてくださいね。

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