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認知症で免許を自主返納して家族が運転をやめさせるには?卒業や特典は

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車をよく運転している高齢者が認知症と診断された場合、
運転を考え直させるためにどう接したらよいのか
悩む家族は多いのではないでしょうか?

これは本人に発症の自覚がなかったり、
危険とは思っていても日常生活に
欠かせない事情というのがあるためです。

そこで今回は認知症になってしまった高齢者に
自動車の免許証を返納させるための対応や卒業を促す方法と
返納した場合の特典についてお伝えしてまいります。

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認知症の高齢者に免許を自主返納させて家族が運転をやめさせる方法、卒業させるためには?

この場合に参考にしたいのが

認知症高齢者の自動車運転を考える家族介護者のための支援マニュアル

です。

このマニュアルは国立長寿医療研究センター長寿政策科学研究部長の
荒井由美子さんらが2010年に作成したもので
2016年には改訂もされています。

同学部のホームページで公開されておりダウンロードも可能です。

このマニュアルでは認知症になると
安全に運転することが次第に難しくなるということを
本人を含めて家族で話し合い、
その上で本人の運転の目的に応じた対応を勧めています。

移動手段として載っている場合は
家族や知人が代わりに運転したり、
地域の公共交通や移動サービスを利用するといった
代替策を探すように助言しています。

運転が生きがいという人には

趣味の講座やサロンなど、
地元で新たな楽しみを探すことを提案するのもよい方法です。

つまり、頭ごなしに「運転をやめて」と言っても
認知症が原因で納得しないこともあるため

その人が運転する目的や意味を理解して、
やめた後の生活をどうしていくか一緒に考えることが大切です。

このマニュアルは認知症発症者ばかりではなく、
加齢などから運転に不安を感じる家族がいる場合にも役立ちます。

認知症高齢者に運転を卒業させるためには?

●家族が認知症の特徴と運転への影響を理解し、
 卒業後の不安が取り除けるようよく話し合う。

●公共交通機関や家族が運転する車、
 地域のサービスなど代わりの移動手段がないか考える。

●運転が楽しみなら、趣味の講座や地元で
 新たな生きがいとなる活動を探す。

認知症の高齢者が運転免許を自主返納した場合の特典は?

運転をやめた人には運転免許証を自主返納する制度があります。

1998年から始まっていて、
返納すると身分証の代わりになる

運転経歴証明書

の交付を受けられます。

自主返納を促そうと、返納した人に様々な特典をする動きが
各自治体や企業などにも広がっています。

地元のバスや鉄度などの運賃を割り引くものが多いのですが
運転経歴証明書を提示すると食事代や宿泊料金が安くなったり、

なかには金融機関の定期預金金利が上乗せされたりといった
お得なものも中にはあるので調べてみるのも良いでしょう。

こうした取り組みなどから
徐々に返納者は増えているのですが

返納率にはやはり地域差もあり
財源や人手が乏しくて、

返納者への支援策を用意しにくい市町村には
国が費用の一部を肩代わりするなどの対応が必要かもしれません。

運転免許返納者への自治体別の特典

●埼玉県所沢市
 コミュニティバスが無料で利用できる定期券(1年有効)か回数券(50回分)を交付

●神奈川県
 加盟企業や団体が旅行代金の割引、相続や遺言に関する無料相談を実施

●福井県鯖江市 
 コミュニティバの無期限無料パスを交付

●岡山県
 飲食店やスーパーでの割引サービスなどが受けられる
 「おかやま愛カード」を県警が発行

●福岡市
 市営地下鉄が乗り放題になる定期券を購入すると、
 ICカードに一定額チャージされる(5月開始予定)

●大分県
 旅館やホテルなどの団体が平日宿泊料1割引きを実施

まとめ

認知症の人が免許証を返納したとしても
必ずしも周囲の家族は安心できません。

なぜなら本人が運転をやめたことを
忘れてしまう恐れがあるからです。

このような場合には認知症になると
運転が徐々に困難になることを
伝える文書の作成を主治医にお願いして

目につく場所に貼るなどして
本人に理解してもらうことも有効ですので、
協力していただくのもよい方法です。

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