冬支度のための暖房器具の手入れや掃除、寝具やカーテンの準備は?

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冬支度のための暖房器具の手入れや掃除、寝具やカーテンの準備は?

朝晩の気温が下がって肌寒さを
感じるようになってきましたが、

いざ使おうと思った時に動かない、
といったトラブルや事故にも
つながってしまいますので注意が必要です。

そこで今回は、冬の寒さが本格的になる前の
暖房器具の手入れや、

寝具とカーテンの手入れについて
お伝えしてまいります。

  

冬支度のための暖房器具の手入れや掃除

●エアコン
エアコンは冷房として使った夏の間、
フィルターにホコリがたまったり、

結露してカビが発生したりすることが
少なくありません。

残念ながら、内部の掃除は
専門の業者でなければ難しいのですが、
フィルターや吸気口であれば自分でも行えます。

安全のため、まずは電源プラグを抜きます。

取り外したフィルターのホコリは
掃除機で吸い取っても良いですが、
シャワーで流すとよりキレイになります。

汚れがひどい場合は、
網が傷まないよう柔らかいスポンジで軽くこすり、

ぬれたホコリが固まったり、
排水口につまらないよう注意しましょう。

最近はフィルターの自動掃除機能が
付いた製品も多いですが、
汚れ具合によっては手入れが必要です。

吸気口は上部にあることが多く、
柄の長いモップでホコリを拭き取ると良いですね。

試運転をしてみて異臭や異音、
水漏れがないか確認し

室外機もゴミが詰まっていないか
チェックしてくださいね。

●ファンヒーター
ファンヒーターもホコリが大敵ですので、
風量が落ちてしまわないよう、
同様にフィルターや吸気口を掃除しましょう。

コードに傷がないかも確認しておきましょう。

押入れなどにしまっている間に、
他の家電や家具の下敷きになって

荷重がかかり、断線など内部が
破損している恐れもあるからです。

●石油ストーブ
石油ストーブは、タンクを空にして
芯に残っている灯油を燃やし切る

「から焼きクリーニング」が効果的です。

芯にたまった不純物を取り除くことができ、
火が付きやすくなります。

前シーズンに残った灯油は
そのまま使ってしまいがちですが、
廃油として処分しましょう。

劣化した灯油はストーブを
痛める原因になります。

●その他のストーブ
ペレットストーブやまきストーブを使う
家庭もあると思いますが、

その場合はまず、炉の中が
見やすいよう窓ガラスを磨いたり、

排気管にすすや灰がたまっていないか
調べたりしておきましょう。

間伐材などを砕いて粒上に固めた
木質ペレット燃料は湿気に弱いので、

前シーズンのものを使う際には注意しましょう。

暖房器具は、事前に手入れしておくと、
暖房効率もアップするので、

寒くなって作業がおっくうになる前に
やっておきましょうね。

扇風機など夏場に使った家電が
まだ部屋に出ている場合は、

この機会に片付けて、
夏用と冬用の家電は同じ場所に収納しておけば、
入れ替えがスムーズになります。

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冬支度のための寝具やカーテンの準備は?

●寝具
久しぶりに押入れから出した冬布団は、
臭いや雑菌が気になりますので、

快適な眠りのためには使う前に
しっかりと干しておきましょう。

天気がよく乾燥した日中、
ベランダや庭などで日に当てて、風を通します。

素材によっては時間が異なり、
木綿や羊毛、ポリエステルなら

片面につき1~2時間が目安で、
羽毛なら1時間ほどで十分でので
裏返して両面を干しましょう。

日が高いと午前10時以降~午後2時頃に
するのが効果的です。

紫外線で記事が痛むこともありますので、
カバーは掛けたまま干してください。

天日干しができない場合は、
布団乾燥機を使うのも有効です。

羽毛はデリケートなため、
布団たたきで強くたたくと

傷んでしまいますので
ぐれぐれも行わないでください。

ホコリが気になる場合は、
掃除機で吸うか、布団用ブラシで
軽く払うとよいでしょう。

個人差はありますが、
室温が10度前後なら毛布の出番です。

毛布を掛け布団の下にする人が
多いと思いますが、

羽根布団の場合は上に
掛けることをお勧めします。

体温で温まった羽毛に、
毛布で蓋をすることで
保温効果がより高まります。

冬場でも寝ている間に汗をかくので、
敷布団やマットレスの下に
除湿マットを敷くのも良いです。

入れ替えで収納する夏布団も
湿気を含んでいることが多いので、

カビやダニを防ぐためにも、
干してしっかり乾燥させて片付けましょう。

押し入れなどに除湿剤を
入れておくのを忘れないでください。

●カーテン
足元や窓際の対策もしておきましょう。

カーペットは部屋の広範囲に敷く方が
断熱効果が高まります。

裏地が厚いものを選ぶと、
こたつなどの家具を置く際に、
床の保護にも役立ちます。

カーテンも厚手の防寒用にすれば、
窓から入ってくる冷気を遮断し、

室内の暖かい空気を逃しにくいので、
光熱費を抑えることにもつながります。

ただし、裾と床の間に隙間があると
冷気が入ってきます。

新たに購入する際は窓の大きさを測った上で、
床に付くぐらいの長さのものを選びましょう。

朝晩の冷え込みは急に訪れるので、
慌てずにすむよう早めにやっておきたいですね。

まとめ

いかがだったでしょうか?

冷気は窓際だけではなく、
玄関や階段スペースなどからも
やってきますので、

パーティークッションなど、
冷気を防ぐためのグッズを
上手く組み合わせて使ってみてくださいね。

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