ストレスによる不調の付き合い方は?
自分のストレスは目で見たり、
手で触ったりすることの
できないものですが、
一生付き合っていくものです。
家事や仕事、育児、介護などで
忙しい日々を生きる私たちは、
どのようにストレスと
付き合えばよいのでしょうか。
そこで今回は、ストレスによる不調や
付き合い方についてお伝えしてまいります。
ストレスによる不調の付き合い方は?
そもそもストレスとは
どういったものなのでしょうか?
ストレスとは外部からの刺激を受けて
自分のこころやからだに
さまざまな反応が起きることを言います。
この外部からの刺激をストレッサー、
こころや身体の反応をストレス反応と言います。
私たちは、
「ストレスが溜まってイライラする」
などと
マイナスイメージで、
「ストレス」という言葉を使いますが、
外部から刺激を受けて夢や目標を持って、
頑張ろうとする前向きになる
「ストレス」もあります。
外部からの刺激を受けたときの
自分のこころやからだの状態によって、
プラスにもマイナスにもなります。
●ストレスとは
ストレスの原因(ストレッサー)
倒産・失業・昇進・転勤・借金・仕事のミス・近親者の死・
妊娠・看護や介護・病気やケガ・転居・夫婦の問題・
子供の問題・孤立・事故・災害など
ストレス反応
からだの反応
胃痛・肩こり・頭痛・動悸・血圧上昇・免疫機能の低下など
こころの反応
不眠・イライラ・怒り・意欲の低下など
ストレッサーにより、こころとからだには
さまざまなストレス反応が起きる
ストレス反応を放置したままにすると、
こころやからだ、
行動面にさまざまな影響が出て、
病気になることもあります。
自分では気づかないうちにストレス反応が
生じていることもあります。
●ストレス状態のチェックシート
□眠り
□眠りが浅い
□胃が痛む
□便秘・下痢を繰り返す
□疲れが取れない
□肩が凝る
□憂鬱な気持ちになる
□イライラする
□集中できない
□楽しめない
□この1年で生活環境が変わった
当てはまる項目があったら、
ストレスのサインかもしれません。
ストレッサーによってこころやからだに
ストレス反応が生じている可能性もあります。
ストレス反応は、誰にでも怒ることです。
病気ではなく自分のこころやからだを
守るためのサインです。
早めにストレス反応に気づいて、
対処するようにしましょう。
ストレスを感じたときのこころや
からだの状態によって、
「ひとりで過ごしたい」
「誰かに話しを聞いてもらいたい」など
ストレス反応を軽減する方法は異なります。
ストレス対処方法のレパートリーを
たくさん用意してことが大切です。
●ストレスの対処法
たまったエネルギーを抜く・発散
・スポーツをする・散歩する
・カラオケや旅行を楽しむ
・落語や漫才を聞く
・掃除をするなど
ひとり静かにクールダウンする
・ゆっくりお風呂に入る
・好きな音楽を聴く
・深呼吸する
・ガーデニングをするなど
人に話すことで考えの整理になり、
解決に繋がることもあります。
ひとりで抱え込まず、相談しましょう。
身近な人への相談が
難しいと感じた場合や
「食欲がない」
「眠れない」といった日が続く場合は、
専門機関や医療期間に相談してください。
●日頃から生活習慣を整える
規則正しい生活やバランスの取れた食事、
睡眠時間の確保、定期的な運動など
健康的な生活を心がけていると、
ストレス耐性を高めることになります。
生活習慣を整えることを心がけましょう。
●深呼吸でリラックス
ステレス反応が現れているとはきは、
肩や腰が凝るなどの症状に
悩まされるこてもあります。
いつでも、どこでも、
簡単にできる呼吸や伸びをして、
からだの緊張をほぐしましょう。
からだをリラックスさせることで
こころのリラックスにつながります。
まとめ
いかがだったでしょうか?
ストレス反応が現れているときは、
肩や腰が凝るなどの症状に
悩まされることもあります。
いつでも、どこでも、
簡単にてぎる深呼吸や伸びをして、
からだの緊張をほぐしましょう。
からだをリラックスさせることで、
こころのリラックスにつながります。
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