乳幼児の運動の発達の目安は? 乳幼児の運動の発達の目安は?

生活

乳幼児の運動の発達の目安は?

スポンサードリンク

つかまり立ちや独り歩きなど、
運動機能が発達してできることが増えると、
成長を実感できて嬉しいものですよね。

その一方で、できない状態が続くと、
他の子と比較し、

成長の遅れを心配してしまう
親は少なくありません。

不安になった時、
どうしたらいいのでしょうか?

そこで今回は、
乳幼児の運動の発達について
お伝えしてまいります。

スポンサードリンク

乳幼児の運動の発達の目安は?

近年は、SNSをなどを通じて
育児情報を得る人も多く、

同じ月齢の子と自分の成長度合いを比べて、
不安を募らせる人もいます。

乳幼児の発達は個人差が大きく、
正常の範囲も広いことを
知っておくとよいでしょう。

乳幼児の運動の発達の目安は、
母子健康手帳の、

身長体重を書き込むグラフなどに
記されています。

国が10年ごとに実施している
乳幼児身体発育調査(2010年)の
結果をもとにしたものです。

●運動の発達の目安
ひとり座り:7ヶ月~9ヶ月
はいはい:7ヶ月半~9ヶ月半
つかまり立ち:8ヶ月半~11ヶ月
ひとり歩き:1歳1ヶ月~1歳3ヶ月

あくまで過去の調査結果を
反映したもので目安の一つです。

おもちゃをつかむなど、
ほかの運動の発達が遅れていない場合は、
しばらく様子を見てください。

ただ、不安な場合はひとりで悩まず、
保健師や小児科に相談します。

専門家などに話すことで
安心できる場合もあります。

では、家庭で運動機能の発達を
促す方法はあるのでしょうか?

特定の動きを練習するのではなく、
親や兄弟が声をかけたり
一緒に遊んだりしてあげてください。

スポンサードリンク

子供8ヶ月頃になると、
大人が話す内容を理解し始めます。

名前を呼ばれたら振り向くなど、
動くようになります。

こうした関わりを、
普段の遊びに取り入れるとよいでしょう。

7~11ヶ月の、はいはから
つかまり立ち時期には、
鮮やかな色のボールを転がし、

親と一緒にはいはいや
ずりばいで追いかけたり、

布団などで作った少し高い場所や
段差をはいはいしたりするのがおすすめです。

距離や位置などを把握する空間認知能力や、
手足の筋肉が鍛えられます。

また、低い机の上などにおもちゃを置き、
「これ、何かな?」と声をかけるのもよいですね。

手を伸ばしているうちに、
つかまり立ちができるように
なる場合もあります。

こうした遊びをする際は
子供がぶつかりそうな家具の角は覆ったり、

手の届く範囲に危ないものを
置かないようにしたりなど、
安全対策をしてください。

まとめ

いかがだったでしょうか?

遊びを通して移動したり
立ち上がったりすることで、

子供の世界が広がり、
「もっと見たい」

「あっちにも行きたい」と、
新たな運動への意欲につながります。

子供は好奇心旺盛なので、
親はそれを引き出すような声かけや
遊びの提案を心がけてみてくださいね。

関連記事:家の中で親子でできる運動遊びは?
     幼児の肥満対策のガイドとは?肥満対策には睡眠やBMIが重要?



スポンサードリンク

-生活
-