子供の忘れ物をどう防ぐその対策方法は? 子供の忘れ物をどう防ぐその対策方法は?

生活

子供の忘れ物をどう防ぐその対策方法は?

スポンサードリンク

子どもの忘れ物に悩む親は多いでしょう。

なぜ子どもは忘れ物をするのでしょうか。

そこで今回は、どうすれば忘れ物を防げるのか、
その対策方法をお伝えしてまいります。

スポンサードリンク

子供の忘れ物をどう防ぐその対策方法は?

ベネッセコーポレーションが2017年に、
小学生の子どもを持つ母親約1000人に、

子どもが学校への持ち物を
忘れる頻度を聞いたところ、

「月に何回か」は33%、
「毎週1、2回」は14%、
「ほぼ毎日」は2%で、

約半数が月に数回以上の頻度で
忘れ物をしていることがわかりました。

子どもの忘れ物が多いと、
親もイライラしてつい叱りたくなりますが、

叱るのは逆効果になり、
子どもにストレスを与えるだけです。

子どもは大人に比べ、
情報を一時的に保存し同時に処理する脳の働き
「ワーキングメモリー」が発達していないません。

例えば、担任教諭が帰りの会で
「明日、公園に行って絵を描きます。
暑くなりそうなので水筒を忘れずに、
スケッチブックと絵の具も持ってきてください」
と伝えたとすると、

情報は記憶のネットワークに取り込まれるが、
ワーキングメモリーの働きが弱いと、

「いつのことなのか」
「なぜこれらの持ち物が必要なのか」

を関連づけて考えられず、
必要な情報を思い出せません。

ワーキングメモリーは勉強などを通して、
中学生くらいまでに大きく伸びます。

未発達なうちは、
親子で一緒に忘れもの防止のための
方法を考えてみてください

注意欠陥・多動性障害(ADHD)の
特性が強い子どもは、
特に忘れ物をしやすい傾向にあります。

忘れ物防止のポイントとなるのがメモです。

小学校の低学年だと、
担任教諭から連絡帳に明日の持ち物を
書く指導を受ける機会がありますが、

スポンサードリンク

学年が上がると口頭で伝えられる場合もあるため、
低学年の頃から、メモを取る習慣を
身につけておくと良いでしょう。

メモを取っても見なかったら意味がありません。

帰宅後は、親子でメモを
見ながら一緒に持ち物をそろえ、
慣れてきたら子ども一人で用意をさせます。

最後に親が確認する。最終的には、
親は関与せず、

全部一人でやれるように
段階を踏んで習慣化します。

朝は慌ただしいため、
持ち物は前日のうちに用意しましょう。

また、思い出す仕組みを作ることも必要です。
学校に体操着を持っていく必要があるのなら、

机の上に置くのではなく、
外出時に必ず履く靴の上に
置いておくというのも一策です。

家族みんなが見るところに
ホワイトボードを置き、
持ち物を書き出すのもよいです。

忘れ物をしなかったらシールを貼り、
子どものやる気をくすぐる試みは
長続きにつながります。

まとめ

いかがだったでしょうか?

忘れ物をしない力は、
社会で生きていくために必要です。

子どもによって特性が異なるため、
その子に合った仕組み作りを
親子で考えてみてくださいね。

関連記事:多動性の子供の特徴や対応は?
     子供に片付けの習慣をつけさせるには?片付けたくなるポイントは?



スポンサードリンク

-生活
-