動物虐待の相談と通報するにはどうすればいい? 動物虐待の相談と通報するにはどうすればいい?

生活

動物虐待の相談と通報するにはどうすればいい?

スポンサードリンク

動物虐待は紛れもない犯罪です。

動物を虐待し、傷つけたり適切な飼育を
しなかったりするなど動物愛護法違反事件の
件数が増加傾向にあります。

動物を買う立場、守る立場の責任を自覚し、
虐待を見つけたら早めに関係機関に相するなど、
被害に遭う動物を減らしたいところです。

そこで今回は、動物虐待の相談と
通報するにはどうすればよいのかについて
お伝えしてまいります。

スポンサードリンク
  

動物虐待の相談と通報するにはどうすればいい?

警察庁によると、全国の警察が
2020年1年間に動物を虐待したなどとして

同法違反容疑で摘発した
件数は102件で、29件だった
2011年に比べて大幅に増加しました。

2020年6月には改正法が思考され、
厳罰化されました。

対象は犬や猫などのペットに限りません。

人が飼っていないハトなどの
動物も含まれています。

では、どういった行為が
動物虐待にあたるのでしょうか?

公益社団法人「日本動物福祉協会」によると、
暴力加えるといった
「積極的(意図的)虐待」と、

餌を与えないなど十分に世話をしない
「ネグレクト(飼育放棄)」に分類されます。

過度のストレスを与えたり恐怖を
感じたりするのは積極的虐待で、
ペットを捨てるのはネグレクトにあたります。

無秩序にペットが増えて飼育が
困難になる「多頭飼育崩壊」も、
ネグレクトにあたるケースが多くあります。

動物虐待を見つけたら、
どうすればよいのでしょうか?

殺傷、殴る、蹴るなど明らかな虐待は
警察へ通報しましょう。

可能であれば、虐待現場を
撮影すると証拠になり得ます。

近年増える虐待動画や画像の
SNSなどへの投稿も警察に通報します。

犬や根などの不審な死体を見つけた場合も、
状態はそのままにして警察へ連絡します。

餌や水を与えない、
世話をしないなどの不適切な飼育は、

自治体の保健所や
動物愛護センターへ連絡します。

スポンサードリンク

自治体などが正しい買い方や
世話の方法を指導することで、
改善することもあります。

動物虐待の通報、相談を電話で
受け付ける行政機関もあります。

大阪府が開設した通報ダイヤルは
「#7122」に電話し、

音声案内に従って府内の
虐待の場所などを伝えると、

内容や場所に応じて
対応窓口につながります。

兵庫県警も同様の相談電話を開設しています。

アニマルポリス・ホットライン
(動物虐待事案等専用相談電話)  
※兵庫県下に限る

(078)371-8974(みないちばんにぎゃくたいなし)
       

         

●動物虐待の例
積極的虐待 
・殴る、蹴るなどの暴力をふるう
・過度のストレスを常時与える
・農薬などを食事に混ぜる
・恐怖を感じさせたり、おびえさせたりする
・出産後、十分な期間を経ずに繁殖させる

ネグレクト
・適切な食事や新鮮な水を与えない
・ケージでの過密飼育などが不適切
・身体が著しく汚れて悪臭がする
・病気やケガがあっても放置する
・散歩をさせず、つなぎっぱなしにする

まとめ

いかがだったでしょうか?

ネグレクトは判断が
つきにくい場合もありますが、

おかしいと疑問に感じたら
関係機関に連絡してください。

虐待された動物を保護する
仕組みを整備することも重要ですね。

関連記事:高齢者の飼い主の死後にペットの世話は誰がする、その手段は?
     日本犬を見学したりふれあうには?飼いたい時はどうすればいい?



-生活
-