ウクライナ情勢を子供たちにどう話せばいい? ウクライナ情勢を子供たちにどう話せばいい?

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ウクライナ情勢を子供たちにどう話せばいい?

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ロシアのウクライナ侵攻を
巡る報道が流れている中で、
子供の様子の変化にもを向けたいところです。

一見問題なさそうでも、
不安や恐怖感じている可能性もあるので、

よく観察して、適切な対処や
話をする必要があります。

そこで今回は、ウクライナ情勢を
子供たちにどう話せばよいのかについて
お伝えしてまいります。
 

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ウクライナ情勢を子供たちにどう話せばいい?

テレビなどでは爆撃や犠牲を
伝える報道が多くなりました。

子供は大人の反応や
報道を通じて不安や恐れ、
ストレスを抱える可能性もあります。

子供のストレス反応は体調や
行動の変化として表れることがあります。

体の不調を訴える、
遊びに集中できないなど普段と様子が違えば、

今感じていることや気にかかっていることを
聞いてみましょう。

未就学児から小学校低学年は
ウクライナ侵攻の意味を大人と
同じように理解するのは難しいです。

年齢に応じて、
「国同士が争うこともある」
と伝われば十分です。

衝撃的な映像は脳裏に
焼け付くこともあるので、

報道を長時間または
繰り返し見せないがよいでしょう。

小学校高学年や中高生は自分なりの考えを
主張するかもしれないので話を聞く時は
気持ちを受け入れましょう。

その際、「それは違う」などの否定や
子供の感じ方や考え方の決めつけは避けます。

ウクライナが大変なのに
普段どおりの生活をすることに

罪悪感を持っている子供がいたら、
大人が解決のために動いていることを伝えて、

「普段通り楽しいことをしても大丈夫」
という声かけも重要です。

また、誰かの役に立つと感じることが
子供の自信を高め、

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ストレスを小さくすることに
つながることもあります。

募金やウクライナからの
避難民への援助など子供と一緒に
ウクライナの支援策を話し合うのもよいです。

公益社団法人「セーフ・ザ・チルドレン・ジャパン」は
日本臨床心理士と日本公認心理師協会の協力を得て、

不安を抱えている子供と向き合う際のポイントを
ホームページ上に公開しています。

●子供とウクライナ情勢について話す際のポイント
・子供をよく見て、話したいと思っている時に耳を傾ける
・子供の年齢に合わせて話をする
・子供の気持ちを否定せず受け止める
・世界中の大人が問題の解決に
 努力していると伝えて、安心させる
・「助けたい」と思う気持ちを尊重。
 募金など現実的な手助けの機会を持つ
・衝撃的な報道と長時間、繰り返し接しないようにする

まとめ

いかがだったでしょうか?

「食べられない」「眠れない」などの
体調面の変化が続いたらかかりつけの
小児科医に相談してください。

自治体の「児童家庭支援センター」や
「教育支援センター」でも相談できます。

日本臨床心理士会の
電話相談窓口(03.3813.9990)でも、

平日午後7~9時(金曜日は午前9時~正午も)
に受け付けています。

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