リビング学習とはなに、そのポイントは? リビング学習とはなに、そのポイントは?

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リビング学習とはなに、そのポイントは?

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まもなく新年度。小学校入学後、
親の目の届きやすいリビングで勉強をさせる
「リビング学習」を取り入れる家庭が増えています。

そこで今回は、
リビング学習とはどのようなものか、
学習習慣を付けるためのポイントを
お伝えしてまいります。

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リビング学習とはなに、そのポイントは?

ベネッセ教育総合研究所と
東京大学社会科学研究所が

2019年に9189人を対象に行った
調査(複数回答)によると、

学校以外でよく勉強する場所として
「家のリビング」を選んだのは、
小学1~3年が95%(子ども部屋21%)、
同4~6年が87%(同37%)でした。

子どもが部屋に一人こもって
勉強するのは難しく、

思春期に入る14歳頃までは
リビング学習が向いています。

学習習慣を付けるためには、
勉強を始めてからの10分間、
親が横に付いてあげると効果的です。

「勉強しなさい」と言うだけでなく、
最初だけでも一緒に宿題に取り組むと、
子どものやる気も増すでしょう。

一方で、部屋で漫画を読んで
息抜きするなど、
一人になれる時間も大切です。

余裕があるようなら、
子ども部屋もぜひ用意してあげてください。

リビング学習の難点は、
部屋が散らかりやすいことです。

学校から持ち帰る物は教科書やノート、
プリントなどに加え、

最近ではタブレットやパソコンも
1人1台貸与されます。

プリントはクリアファイルに入れて
ファイルボックスに立てておくと
紛失しにくく、使いやすいです。

デジタル端末は、充電ケーブルや
ログイン用IDなどが

記載された書類とセットで
管理すると紛失防止にもなります。

こういった学習道具を
まとめるのにお薦めなのが、

2、3段のかごが付いた
キャスター付きワゴンです。

壁際などに置き、使う際に席の近くに移動させ、
終わったら元の場所に戻します。

ペン立てや卓上ホウキ、
鉛筆削りをひとまとめにしておくと、
子供は扱いやすいですよ。

筆箱は学校や習い事ごとに用意し、
かばんに入れておくと散らからず、
忘れ物もしにくい。

●リビング学習の工夫
リビング学習を成功させるためには、
いくつかの工夫が必要です。

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環境作り
・学習スペースを確保する
 学習机と椅子を用意する。
 机の上は整理整頓し、必要なものだけを置く。
 テレビやゲーム機など、集中を妨げるものは視界に入らないようにする。
・適度な照明
明るすぎず暗すぎない、目に優しい照明を選ぶ。
机の上にはスタンドライトがあると便利。
・静かな環境
 テレビや音楽は控えめにする。
 家族が静かに過ごすように協力する。

時間管理
・学習時間を決める
 ダラダラせず、集中して学習できる時間帯を決める。
 勉強時間の前後は、休憩を取るようにする。
・タイマーを使う
 時間を意識して学習する習慣をつける。
 集中力が途切れたら、短時間休憩を取る。

親子間のコミュニケーション
・学習内容を共有する
 勉強している内容を親子で共有することで、互いの理解を深めることができる。
 子供の学習意欲を高める効果もある。
・適度な距離感を保つ
 親が常に子供の勉強を見守っていると、子供が息苦しさを感じてしまうこともある。
 子供が集中しているときは、そっとして見守る。

その他
・子供の個性に合わせる
 子供によって、集中できる環境や学習方法は異なる。
 子供の様子を見ながら、最適な環境を整える。
・無理強いしない
 勉強を強制すると、子供が反発してしまうこともある。
 子供の自主性を尊重しながら、学習習慣を身につけるように促す。

まとめ

いかがだったでしょうか?

リビング学習は、家事をしながら
見守ることができるため便利で、

他の部屋を使わない分、
エアコン代も抑えられます。

一番大切なのは、
子どもが楽しく学校に行くことですので、

整理整頓も用意も根気よく、
おおらかな気持ちで一緒にやってくださいね。

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